オンライン授業で気づく「タイピング」の大切さ②

ネット検索する場合、単語(キーワード)を入力するため、5文字程度の文字入力で事足りてしまいますが、学校での授業となると文章の入力が必要になります。

内容を考えながら入力するとなると、内容をまとめる⇒入力すると2つのことを同時に行わなければなりません。タイピングに慣れている子は、内容を考えながらも、指は自然に文字を打つことができます。


当校の受講生はおしゃべりしながらも、カタカタッと軽快にタイピングをします(^^♪

中には「しゃべりながらやった方が速く打てる~」という子もいます。

・・・さすがに毎回おしゃべりをされると他の子たちが集中できないので適宜注意(-"-)


先ほど、受講生たちは話しながらタイピングできる。内容を考えながら入力できるというお話をしました。

ここで重要なのが、この子たちの「脳」の使い方です。

話すことを考える、内容をまとめるという作業は「左脳」を使います。

タイピングする作業は「右脳」を使っています。


タイピングの基本操作は

①文字をアルファベット(ローマ字)に変換

②キーを押す

この単純作業の繰り返しです。


一般的には

話す内容、書く内容を考えている時は左脳を使っています。

文字をローマ字に変換し、入力するときも左脳を使います。

同時に2つのことを考えることはできないため、授業内に課題を終わらせることができない⇒タイピングに苦手意識を持つ⇒タイピング嫌いになります。


当校の受講生たちは

トレーニングをしたことで「文字をローマ字に変換し入力する」のところを右脳を使って行うことができるようになっています。

ですから2つのことを同時に行うことができます。


近年はスマホやタブレットが普及し、フリック入力(指をパネルの上でスライドさせて文字を入力する)ができるようになりました。

学校でローマ字を学習するのは小学校3年生なので、それまでは無理をさせず、ペンで直接書き込むことを行います。

「みなさん小学校3年生になりました。ローマ字を学習したので、キーボードで文字を打ちましょう!」と急に言われても子供たちは戸惑うばかりです(;´・ω・)

これまで気にせずタッチペンで自由に書けていたのに~とストレスです。

タイピングできないから、内容をタイピングできるくらに調整するとなったら本末転倒ですよね。


パソコンが普及してから、タッチパネルなど入力できる装置は様々増えてきていますが、「キーボード」は、まだまだ必要とされています。

これ以外に最適なものが出ていないからです。


タイピングは、まだまだこれからも必要な能力と言えそうです。


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