文部科学省が平成25年度に実施した「情報活用能力調査」で
小学生は、1分間で「5.9文字程度」
中学生は、1分間で「15.6文字程度」
という結果が出ているそうです。
調査対象は、
・国公私立の小学校第5学年児童(116校、3,343人)
・中学校第2学年生徒(104校、3,338人)
もちろん、入力の得意な子もいれば、あまり得意ではない子もいますが
小学校の授業時間は45分
中学校の授業時間は50分
ということを考えると、この速度では、パソコンを使って資料の作成やプレゼン資料の作成を
学校の決まった時数の中で行うには、とても難しい状況といえます。
それぞれ45分、50分という授業時間をフルに使うことはできません。
パソコンの電源のオン・オフなどの準備片付け、先生からの説明などに10分は必要となることもあるでしょう。
そう考えると、実質、子供たちがパソコンで作業できるのは1回に35分~40分ほど。
小中学生の1分間の文字入力を参考にすると
1回の授業で、小学生206.5文字、中学生で624文字です。
作文でつかう原稿用紙は、だいたいが400字詰めですので、用紙半分~1枚半くらいですね。
これでは、授業で資料作成を行うのは「難しい」となり、
結果、手書きでの資料作成を行う機会が多くなります。
手書き、パソコンそれぞれに特性があるので、上手に使い分ける為にも、文字入力の技能をしっかりと身につけておく必要があります。
当校の小学生は1分間に45文字程度、中学生は80文字程度です。
もちろん個人差があるので、これより多く入力できる子もいれば、少ない子もいます。
毎週練習をして、少しずつ結果が出てきます。
大人になってから改めて学ぶことは大変です。
今から少しずつ始めましょう(^^)
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